後世に伝えたい・・・松本城下町10景


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「松本城下町10景」の冊子発行について

「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会

 

「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会(会長・菅谷昭松本市長=松本市、松本商工会議所、松本古城会など55団体で構成)は、平成17(2005)年9月、松本城の解体復元50周年にあわせ、同年6月に選定した「松本城下町10景」の冊子を発行しました。
「10景」は、一般から候補を募集、それを参考にしながら、実行委員会内に設けた松本城城下町研究会(5委員)が検討し、「城の風景」「城下町の風景」「城下町の文化」の3分野で、それぞれ10項目ずつを選んだものです。
これをもとに、写真(約150枚)を中心にした冊子にまとめました。選定した「10景」自体がすべてを網羅したわけではなく、さらに「文字」で表現した「10景」と、冊子としての「10景」が必ずしも一致したものではないかもしれません。写真はあくまで一部を切り取ったものであり、冊子も「10景」のイメージの一つです。ご了解ください。
冊子は、B5判、80ページ。3000部印刷しました。800円(消費税込み)で、実行委員会事務局、松本城管理事務所、松本市内の書店で販売しています。お問い合わせは、下記の実行委員会事務局へ

☆問い合わせ先☆
「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会事務局
〒399-8711 松本市宮田2-10
信濃毎日新聞松本本社内
0263-25-2153 Fax 26-8730

 

 

 

 

 

 

<「松本城下町10景」の選定>

平成17年6月27日
「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会

「城下町らしい松本の森羅万象を推薦してください」―。実行委員会は、こんなキャッチフレーズで、「松本城下町10景」を広く募集しました。平成16年2月から12月末まで、後世に伝えたい松本の城下町風景を、「○○から見た松本城、○○の通り、○○の祭り…」など具体的な表現で推薦してほしいと呼びかけた結果、県外の69人を含む352人から、合計1228件の応募があり、内容は多岐にわたった。
 当実行委員会内に設けている「松本城城下町研究会」(宮川清治、中川治雄、笹本正治、降幡廣信、小松芳郎の5委員で構成)が同年12月から、応募のあった候補を中心に10景選定に向け協議を重ねた。
その結果、@市民や観光客らに松本城や城下町の良さを知ってもらうための材料を多く提供したいA範囲を松本城と旧城下町に限定するB写真中心の冊子として発行する―を基本的な考え方とし、(1)城の風景(2)城下町の風景(3)城下町の文化―の3分野について、各10項目を選ぶことにした。
選定した「松本城下町10景」は下記の通り。
 
【松本城下町10景】

(1)城の風景

@ 北アルプスを背にそびえ立つ天守と手前の太鼓門(市役所展望台より)=東から
A 堀に浮かぶ天守と石垣(市立博物館側より)=東南から
B 3つの破風が連なる天守南面=南から
C 対称美=南西から
D 天守と乾小天守=西から
E 埋橋と天守=北西から
F 本丸御殿跡から見た天守=北東から
G 堀(内堀、外堀、わずかに残る片端の総堀)と土塁(北馬場、総堀北、市役所東庁舎南脇)
H 石垣(野面積み、算木積み)
I 門(太鼓門枡形、黒門枡形、埋門)

(2)城下町の風景

@ 通り=本町、中町、東町
A 小路=常法寺小路、同心小路、山家小路、天神小路、生安寺小路、神明小路、観音小路、本立寺小路
B 武家屋敷=高橋家、橋倉家、中村家
C 町人屋敷=峯村家、赤羽家
D 神社=深志神社、岡宮神社、松本神社、天白神社
E 寺=浄林寺、寶栄寺、大安楽寺、正行寺、長称寺、旧念来寺の鐘楼
F 十王堂=城下町の境界
G 井戸=源智の井戸、徳武の井戸、女鳥羽の泉、妙勝寺の井戸
H 街中の水路=蛇川、長沢川、紙漉川
I 女鳥羽川=千歳橋から、田川との合流点など

(3)城下町の文化

@ ぼんぼん・青山様
A あめ市
B 三九郎
C 天神祭り
D 行事などに関連した工芸=七夕人形、押し絵雛、お神酒の口、松本手まり
E 生活用具としての工芸=みすず細工、松本紬、松本家具、箒
F 行事にちなんだ食べ物=ほうとう、年越し鰤、三つ盛り
G 歴史刻む商家=高美書店ほか
H 文芸の足跡・歌碑=深志神社、池上邸
I 人々に守り育てられた樹木=松本神社前のケヤキ(街路樹)、池原晴安氏宅のケヤキ(本庄1・松本市の保存樹第1号)ほか

【番外】=城(天守)はどこから見える?(松本城を囲む道路より外で市街地などから見える城の場所はかなり限られる)

@ 旧開智学校前から(北側から)
A 大手公民館西側の市道から(南側から)
B こまくさ道路沿いから(西側から)
C 城山公園展望台から(高い場所からの例として)


<「松本城下町10景」 選定までの経過>

平成13年 7月 「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会が発足
(松本市、松本商工会議所など50余団体で構成)
平成14年11月 実行委員会内に、城下町文化財の調査・研究などについて助言を行う「松本城城下町研究会」を設置
(委員は宮川清治、中川治雄、笹本正治、降幡廣信、小松芳郎の5氏で構成)
平成15年12月 松本城城下町研究会を開催。松本城および城下町文化財への市民の関心を高め、世界遺産への登録運動を内外にアピールする狙いで「松本城下町10景」の事業実施について協議。より多くの人たちの意見を反映させるため候補を公募する方式に
平成16年 2月 「10景」候補の募集を開始
平成16年12月 12月 「10景」候補の募集締め切り。応募総数は352人から合計1228件。応募者を地域別に見ると、松本市が202人と全体の57%を占めた。ほかに長野県内では南安曇郡19人、長野市17人、塩尻市13人など。県外は東京都の18人を筆頭に17都府県から69人
松本城城下町研究会が、「10景」の選定に向けた検討を開始。@範囲を松本城と旧城下町に絞るA松本城や城下町の良さを知ってもらうための材料を多く提供する―との基本的な考え方で選ぶ方針を決定
平成17年 6月 実行委員会総会で、「10景」の選定結果を報告
(@城の風景A城下町の風景B城下町の文化―の3分野で各10項目を選定)

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