「松本城の日」記念講演会を開催しました。

11月15日(土)に、「松本城の日」記念講演会を松本市立博物館講堂にて開催しました。
今回は、奈良文化財研究所名誉研究員 の光谷拓実先生、 名古屋工業大学 名誉教授 の麓和善先生をお招きし、 令和 4 年度から令和 6 年度 にかけて実施した国宝松本城天守創建年代調査の結果について 講演いただきました。
光谷先生からは、樹木が毎年形成する年輪の性質を利用した「年輪年代法」という手法により、松本城において柱として使用された樹木がいつ伐採されたのかについての調査結果を、麓先生からは、各城の建築様式や道具による柱の削り方の違いや、辰巳附櫓が 石垣の積み方等から見るに、 大天守等と同時期に建築されたと考えられること等をお話しいただきました。
松本市では、今回の調査結果のほか、今後実施される史跡整備に伴う調査結果なども踏まえ、公式見解の変更について検討していく予定です。

光谷先生1

光谷先生2

麓先生1

麓先生2

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