松本城の日」制定記念講演会を行いました

10月22日(日)、松本市立博物館で、市川量造氏に関する講演会を2本立てで行いました。元松本城研究専門員 青木教司先生には、「市川量造の業績とその人生について」、続けて、市川量造氏のひ孫である市川量一さんには、「松本城保存の恩人 市川量造の功績とその意義」とのテーマでご講演いただきました。
95名の方に聴講いただきました。

市川量造氏(当時、下横田町の副戸長)は、明治維新とともに城が取り壊されることとなった際に、天守保存の立役者となった人物の一人です。天守を会場に「松本博覧会」を5回にわたり開催し、これが大盛況となったことで、天守が壊されず残されることとなりました。「松本城の日」は、この第1回松本博覧会の開催初日です。会場となった新松本市立博物館では、開館記念展示「まつもと博覧会」が開催されていました。

旧藩士ではなく「町」の人々によって守られた松本城。その後も何度か危機にさらさられましたが、その都度、市民によって救われてきました。現在も、松本城を守っていくための市民による活動が続いています。

記念講演(青木氏講演の様子)

記念講演(市川氏講演の様子)

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